概要
『ハゲタカのえじき』は、1988年にアレックス・ランドルフによってデザインされた、シンプルながら奥深い心理戦が楽しめる競りカードゲームです。プレイ人数は2〜6人、プレイ時間は約15分。短時間で盛り上がるため、家族や友人との集まりに最適です。
💀 一言で言うと?
「相手の心を読む、究極の心理バトル!」——数字カードを駆使して、得点カードを奪い合おう!

🧩 基本情報
項目 | 評価 |
---|---|
プレイ人数
ベスト
適正
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発売元 | メビウスゲームズ |
価格 | 1,800円(税込) |
ジャンル | 競り、バッティング |
スリーブ |
56 x 87
数量 105
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🎯 目的
各プレイヤーは、1〜15の数字が書かれたカードを手札として持ちます。ゲームの目的は、毎ラウンド公開される得点カード(プラスまたはマイナス)を巡って、他のプレイヤーと競り合い、最終的に最も多くの得点を獲得することです。
🏆 勝利条件
15ラウンド終了時に、獲得した得点カードの合計が最も高いプレイヤーが勝者となります。
🃏 ハゲタカのえじきはどんなゲーム?
『ハゲタカのえじき』は、毎ラウンド公開される得点カードに対して、各プレイヤーが手札から1枚の数字カードを選んで同時に出し合うゲームです。プラスの得点カードの場合、最も大きな数字を出したプレイヤーがそのカードを獲得します。ただし、同じ数字が複数人から出された場合は打ち消し合いとなり、次に大きな数字を出したプレイヤーがカードを獲得します。マイナスの得点カードの場合は、最も小さな数字を出したプレイヤーがそのカードを引き取ることになります。
このシンプルなルールの中で、他のプレイヤーの思考を読み合う心理戦が展開されます。どのタイミングで高い数字を出すか、他のプレイヤーが何を出すかを予想しながら、手札を使い切るまでの戦略を練る必要があります。
コンポーネント


《内容物》
数字カード90枚(6色×1~15まで各1枚)、ハゲタカカード15枚
ルール
🔸 準備

🔸 プレイの流れ



一番大きな数字カードを出した人が、ハゲタカカードを取得

一番小さな数字カードを出した人が、ハゲタカカードを取得


🔸 得点計算
ゲーム終了後、獲得したハゲタカカードの合計を計算し、最も得点が高いプレイヤーが勝者となります。
魅力と面白ポイント
✅ 読み合いと駆け引きが白熱!
毎ターン、手札から「どの数字を出すか」を考える緊張感がクセになる。
他プレイヤーの出しそうなカードを予想し、自分の一手を決める心理戦の面白さが光ります。
✅ 被り=無効のルールがドラマを生む!
相手の手札を予測し、カードせっかくの高得点を狙って出したカードが、まさかの同値打ち消し…!
予想外の展開や逆転劇が生まれやすく、盛り上がり必至です。を使うタイミングを計ることが求められます。他のプレイヤーの動きに合わせて自分の戦略を変えるのが醍醐味です。
✅ テンポ抜群、1ゲーム15分で満足度◎
ルール説明からゲーム終了までスピーディ。
ちょっとした空き時間でもすぐ遊べて、何度もプレイしたくなる中毒性があります。
感想
『ハゲタカのえじき』は、「相手が何を出すか」を読むゲームです
たとえば「+10点」の得点カードが出たとき、みんなが高い数字を出してくるのは明らか。
あえて中くらいの数字を出してみたり、「みんなが15を出すなら自分は14で…」といった読みあい展開されます。
特別読みが外れて笑いが起きたり、予想が的中してドヤ顔できたりと、毎ラウンドがスリリングです。
特に面白いのは、数字が被ると“打ち消し”になるルール。せっかくの高得点カードを狙って15を出したのに、他の人も15を出してしまってチャンスを逃す…。
そんな時、まさかの次点プレイヤーが棚ぼたでカードを獲得する展開が起きるなど、ドラマチックな逆転劇や爆笑が頻発します。
ルールは驚くほどシンプルで、初プレイでもルール説明含めてすぐにゲームが始められます。
しかし、単なる運ゲーに収まらず、読み合いや手札管理の巧さが勝敗を大きく左右する戦略性があり、繰り返し遊ぶほどにその深みに気づかされる名作です。
また、毎ラウンド展開が早くテンポも良いため、ゲームが間延びせず、何度でも「もう一回!」と続けたくなる中毒性があります。
終盤になると「この1枚しか残ってないけど、あの人も似たような手札かも…?」といった読み合いの精度も上がってくるのがまた面白いところです。
人数が増えるとカオス度が上がり、少人数ならよりシビアな心理戦に。プレイ人数によってゲームの雰囲気が変わるのも魅力のひとつです。
ルールは簡単なのに、子どもから大人まで誰でも本気で遊べる絶妙なゲームバランス。それが『ハゲタカのえじき』の一番の面白さです。
スリーブ「カードサイズ・枚数」
カスカディア の スリーブ「カードサイズ・カード枚数」はこちら
カードサイズ:56mm×87mm (ボードゲームサイズ)
カードの枚数:105枚
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評価

指標 | 点数 | コメント |
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ゲームバランス | 8 | 全員が同じカードセットを持ち、運と読み合いのバランスが絶妙。極端な実力差が出にくい設計。 |
リプレイ性 | 7 | ルールがシンプルでテンポがよく、毎回異なる展開が生まれるため何度でも楽しめる。 |
爽快感 | 7 | 読みが的中したときの快感や、思わぬ勝利の瞬間にスカッとする。ただしプレイ内容によっては淡々と感じることも。 |
ゲームテンポ | 9 | 各ラウンドの進行が非常にスピーディで、1ゲーム15分ほどで終わる軽快さが魅力。 |
コンポーネント質 | 6 | シンプルなカード構成で必要十分。デザインは親しみやすいが、高級感や特別感はあまりない。 |
盛り上がり度 | 9 | 被りによる打ち消しや読みの逆転劇が起こりやすく、プレイヤー間で笑いや歓声が生まれる。 |
テーマ没入感 | 3 | テーマ性は薄めで、ゲーム性が先行。ただしハゲタカのイラストやカードデザインは世界観に一貫性あり。 |
プレイの起伏 | 7 | 得点の高いラウンドでの盛り上がりや逆転展開はあるが、得点差がつきにくいため劇的展開は控えめ。 |
劣勢からの巻き返し要素 | 6 | 大きな逆転要素は少ないが、後半に高得点カードをうまく取れば一気に差を縮めることも可能。 |
収納性・セットアップ | 10 | 非常にコンパクトで、カードだけで完結する。準備・片付けも一瞬で完了。 |
項目 | 評価 |
---|---|
デザイナー | Alex Randolph |
アート | Marek Bláha,Wilfried Gebhard,Björn Pertoft |
受賞歴 | ドイツ年間ゲーム大賞(1988) |
プレイ人数
ベスト
適正
|
|
発売元 | メビウスゲームズ |
価格 | 1,800円(税込) |
ジャンル | 競り、バッティング |
スリーブ |
56 x 87
数量 105
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収納



アップグレード品(トークン、オーバーレイ、インサート)
アップグレード品はございませんでした。
サマリーシート
サマリーシートはございませんでした。
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