『Container(コンテナ) 』まるわかり紹介 ―『Container(コンテナ)』まるわかり紹介 ―生産・転売・入札で“市場”を支配しろ!―

目次

🌿 概要

コンテナ(Container:10th Anniversary Jumbo Edition)は、港町で「生産→販売→輸送→島のオークション→現金化」という経済の循環を、プレイヤー同士の“値付け”だけで回していくバチバチの経済ゲームです。

プレイ人数は3〜5人、プレイ時間は75〜90分ほど。
ルール自体は意外と素直なのに、価格がプレイヤー任せなので、毎手番「相手の心理」と「市場の空気」を読む必要があって、刺さる人にはとことん刺さります。

🦎 一言で言うと?

「値付けがすべて。港の経済を動かす、超インタラクティブゲーム!」

引用元 Container: 10th Anniversary Jumbo Edition! | Board Games | Zatu Games

🧩 基本情報

ボードゲーム評価(コンテナ)
項目評価
プレイ人数
  
ベスト
  
適正
1人
2人
3人
4人
5人
6人
7人以上
公式:3〜5人/プレイ時間:75〜90分
ベスト人数は遊ぶメンバーの「相場感」が揃っているほど上がります。
BGGレーティング7.8
発売元ホビージャパン(※10周年記念版)
価格参考:17,600円前後(流通・中古で変動)
ジャンル経済ゲーム/価格設定/オークション/ピック&デリバリー
スリーブ
お金カード(小さめ)が中心。コンポーネントが大きい版なので、プレイ感は“豪快”寄り。
プレイ時間
15分
30分
1時間
2時間
3時間↑
運要素の強さ
思考力
ルール難易度
簡単
難しい

🎯 目的

プレイヤーはそれぞれ港の経営者となり、

  • 工場でコンテナを生産し
  • 値段を付けて港に並べ
  • 船で他プレイヤーの港を回って買い付け
  • 島に運んでオークションにかけ
  • お金を増やしていく

…という流れで利益を最大化していきます。
このゲームの面白さは「上手く作る」よりも “上手く売る / 上手く買わせる” ところにあります。

🧩 コンテナはどんなゲーム?

コンテナは、運要素よりも “人の判断” が盤面を動かすゲームです。

  • 値段を高くすれば儲かる…けど買われない
  • 安くすれば売れる…けど利益が薄い
  • 相手を儲けさせたくない…でも買わないと船が動かない
  • 市場が止まると、結局自分も苦しくなる

つまり毎ターン、「自分の利益」+「市場を回すための妥協」のバランスを取ることになります。
これがめちゃくちゃ悩ましくて、同時にめちゃくちゃ楽しい。

引用元 BoardGameGeek

🏆 勝利条件

ゲーム終了時、最も多くのお金(資産)を持っているプレイヤーが勝利です。

得点(資産)に関わる要点はざっくりこう:

  • 島に置いたコンテナ:各自が秘密で持つ「価値カード」に従って換金
  • 港(Harbor Store)のコンテナ:1個 $2
  • 船のコンテナ:1個 $3
  • 工場(Factory Store)のコンテナ$0(無価値)
  • ローン(借金):1枚 −$11

ルール

引用元 https://boardgamegeek.com/

🔸 準備

  1. 島ボードをテーブル中央に置く
  2. 各プレイヤーは自分の前にプレイヤーボードを置き、船は「外洋」スタート
  3. お金・ローンなどを準備
  4. 仕上げに、価値カードを1枚ずつ裏で受け取り、他人に見せない(ここが“勝ち筋”になる)

🛰 ゲームの流れ

コンテナの手番は基本的にこう:

  • (ローンがあれば)利子などを処理
  • 通常アクションを2回行う(同じアクション2回もOK)

そしてゲームを動かすアクションは、4つです。

STEP1:生産(Produce)

工場でコンテナを生産し、工場ストアに並べて値段を付けます
この値付けが「誰が買ってくれるか」「相手の船が動くか」を左右するので、ただ作るだけじゃなく “買わせ方” を考えるのが大事。

STEP2:仕入れ → 港で再値付け(市場を作る)

他プレイヤーの工場からコンテナを仕入れて、今度は自分の港(Harbor Store)に並べ、再び値付けします。
ここでの価格が “船の買い付け行動” に直結するので、コンテナは実質 値札を置くゲーム です。

STEP3:船を動かして買い付け(Sail)

船で他プレイヤーの港に入り、値札に従ってコンテナを購入して積み込みます(最大数まで)。
「今は高いけど、あそこで買わないと島に行けない」
「相手に儲けさせたくないけど、仕方ない」
みたいな“嫌な決断”が気持ちよくなってくるのが、コンテナの沼です。

STEP4:島オークション(このゲームが一気に熱くなる)

船が島に着いたら、積荷をまとめてオークションにかけます。
ここで落札されるとお金が動き、さらに補助金などで経済が回るので、コンテナは「島オークションがエンジン」になって市場が循環します。

そして重要なのが、落札額が気に入らない時の拒否
“売らない”という選択ができるからこそ、入札側も強気に出切れない…この読み合いが最高にコンテナです。

🏆得点計算

ゲームは「特定の色が枯れる」などの条件で終了し、最後に資産を集計します。

特にコンテナは、島での評価が“価値カード次第”なので、

  • 自分の価値カードが高い色を集めたい
  • でも集めすぎると島の「偏り処理」で痛い目を見る
  • かといってバランスだけでも伸びない

という、最後まで気が抜けない終盤になります。

✅ みんなの感想まとめ(BGGのコメントまとめ)

👍 好評なところ

✅「プレイヤー主導の市場(値付け)=唯一無二」「インタラクションが本体」
言及率:約45〜55%

  • “プレイヤーが市場を支配する”“他人から買わないと回らない”系の称賛が多いです。
  • 「経済が生き物」「卓の意思決定で景気が伸びたり死んだりする」がコンテナ最大の推しポイントとして頻出。

✅「ルールはシンプル/教えやすいのに、プレイは奥深い(Easy to learn, hard to master)」
言及率:約25〜35%

  • “最小限のルールで深い”“覚えるのは簡単、上手くやるのは難しい”が定番の褒め方。
  • オークション・価格・タイミングの合わせ技を評価する流れ。

✅「オークションが緊張感あって面白い」
言及率:約15〜25%

  • 島オークションの「最高額を受けるか/自腹で取るか」の苦しさ、駆け引きが良いという声。
  • ただし後述の通り「初心者が壊しやすい」という不評とも表裏一体。

✅「ジャンボ版のコンポーネントが最高/船を動かすのが楽しい」
言及率:約30〜40%

  • “大きい船が楽しい”“卓映え”はかなり多い。
  • 一方で「過剰生産」「デカすぎ」も同じくらい出ます(これも表裏)。

✅「投資銀行(Investment Bank)追加が良い/便利」
言及率:約5〜10%

“売れ残りを処理できる”“別ルートができる”と好意的な声がある一方、統合感が薄いという不満もあり、評価は割れ気味。

👎 不評なところ

⚠️「価格感覚が難しく、戦略が見えにくい(opaque)」「慣れないと壊れる」
言及率:約25〜35%

  • “値付けの感覚が掴めない”“新規が混ざると市場が崩壊しやすい”“グループ依存”が頻出。
  • 好評側の「プレイヤー主導」が、そのまま“脆さ”として出ている印象です。

⚠️「ドライ/硬派すぎる(dry)」「面白いけど楽しいかは別」
言及率:約20〜30%

  • “純経済でドライ”“シミュレーション寄り”“興味深いが楽しいとは違う”という温度感。
  • テーマ没入や派手な展開が好きな層には刺さりにくい。

⚠️「過剰生産(over-produced)/箱がデカい・重い/値段が高い・入手しづらい」
言及率:約30〜40%

  • “このゲームにこの豪華さは不要”“持ち運びにくい”“高い/OOP(手に入りにくい)”はかなり多いです。
  • コンポーネント称賛と同時に「過剰」の批判が出る、まさにジャンボ版の宿命。

⚠️「プレイヤーが脱落・詰む/大差がついて戻れない」
言及率:約5〜10%

  • “破産して何もできない”“孤立する”といった指摘が点在。
  • ここは卓の力量差が出やすいタイプの不満です。

⚠️「繰り返し感/長い/終盤トリガーが急」
言及率:約5〜10%

  • “ラウンドごとの変化が薄い”“突然終わるのが微妙”といった声が少数ながらあります。

⚠️「見た目が地味/アートが微妙」
言及率:約10%前後

  • “箱(箱、箱)で映えない”“MS Publisherみたい”など、愛のある酷評も混ざります。

📝 感想

コンテナの面白さは、「自分が儲かる」だけじゃなく、”相手を儲けさせないと市場が死ぬ”ところにあります。
全員が強気で値上げすれば誰も買えず、船が動かず、島が回らない。すると結局、自分の利益も伸びない。
この “市場を回すための妥協” が、めちゃくちゃリアルで、めちゃくちゃゲーム的。

しかも、その妥協を誰がするのか、いつするのかがプレイヤーの性格で変わるので、同じメンバーでも展開が毎回違うんですよね。
「経済ゲームって難しそう…」と思っていても、遊び始めると意外とすぐ回り出して、気づけば値札を見ながらニヤニヤしてます。

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この記事を書いた人

こんにちは!
“さくぼど”の管理人 タヌまるです。
平日は会社員として働きつつ、週末はボードゲーム三昧。気づけばコレクションは1000個超えてしまいました。

初めての人にもわかりやすく、経験者にも「なるほど」と思ってもらえるようなレビューを心がけています。
ボードゲームの魅力、ぜひ一緒に楽しみましょう!

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